俳句百景 俳句と俳画の文響 秀作社出版
岡本佳水(著) A4判・150頁
名著『俳画の習作365日』の応用創作集!!調和のとれた余白の美。
味のある書。簡潔な画。透明な色彩とが融和した最も日本的な詩情を漂わせる佳水俳画の真骨頂。『俳句百景』誕生。
春2~4月
鴬や昼うす暗き御陵道―「梅林」
芽柳の風まかせなる昼下り―「雀の親子」
夕星の一つひかりし日永かな―「星見地蔵」
夏5~7月
神の鈴間遠に聞こえ梅は実に―「初夏」
あぶり餅あぶられてゐる薄暑かな―「ヒナゲシ(虞美人草)」
石山の石あにはなる油照―「日の盛り」
秋8~10月
濱砂のさめゆく宵の残暑かな―「花火」
迎鐘遠音に五條坂暮るる―「空也上人」
冬11~1月・新年
雲白き十一月の峠かな―「芒原」
冬うらら山の駅より海見えて―「六甲山頂」
岡本佳水
昭和9(1934)年大阪市に生まれる。昭和39年から兵庫県尼崎市塚口町に住む。俳句は昭和45年から「若葉」「岬」に所属。富安風生、勝又一透に学ぶ。俳画は昭和47年から藤村唐邨に師事。平成2年NTTを退職後、尼崎市公民館指導者会会員。書道は平成5年から谷中雪桑に、水墨画は平成7年から王荊龍に師事。俳画芸術協会同人・理事・審査員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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