中国名詩選〈中〉 岩波文庫
松枝茂夫(編) A6判・395頁
三世紀中葉の晋代から盛唐すなわち八世紀の中葉までおよそ五百年間の名詩二百余首をおさめる。陶淵明や李白・杜甫など中国最高の詩人たちの代表作を網羅するとともに、編者は「子夜歌」をはじめとして南北朝時代の無名子の傑作に紙幅をさくことを忘れていない。
晋代の詩(一)西晋(予章行苦相篇(傅玄)
情詩(張華) ほか)
晋代の詩(二)東晋(帰園田居(園田の居に帰る)三首(陶淵明)
乞食(食を乞う)(陶淵明) ほか)
南北朝時代の詩(登池上楼(池上の楼に登る)(謝霊運)
過始寧墅(始寧の墅を過る)(謝霊運) ほか)
南北朝時代の歌謡(子夜歌十三首(無名氏)
子夜四時歌(子夜四時の歌)十首(無名氏) ほか)
唐代の詩(一)初唐(述懐(魏徴)
野望(野の望め)(王績) ほか)
唐代の詩(二)盛唐(題袁氏別業(袁氏の別業に題す)(賀知章)
囘郷偶書(郷に回りて偶々書す)(賀知章) ほか)
中国の詩歌は三千年もの豪華絢爛たる歴史をもち質量ともに世界に類を見ない。『中国名詩選』は「天上の星の数」ほどもあるそれらの作品のうちから最も秀れた愛誦するにたる詩篇およそ六百首を精選し,読み下し文と味わい深い現代語訳,注釈と作者略伝を付したもの。詩を愛するあらゆる人が備うべきアンソロジーである。
書道用品のお求めは ☆書道・篆刻・水墨画用品/弘梅堂☆ をご利用ください。