続 書を書くための基本ハンドブック 石川九楊編 芸術新聞社
気持ちのいい「書」を書きたい! 創作編
A4判 169頁
1.総論 書において創作とはなにか
2.構想 構想は作品の最終イメージと直結する
紙 何もない白紙の上に自分の世界をつくりあげていくことが
書の表現である。
筆 穂先と紙の接触部分に意識を集中させ、筆蝕を体験する
ことが創作の第一歩。
墨 墨の色を色彩の黒と考えず、表現された世界の色と考える。
・書の表現と書体
固定的区分としての書体という概念は存在しないものと
考える。
・筆蝕史としての書史
書の歴史は、さまざまな筆蝕のつみ重なりとして展開すると
考える。
・臨書とは
文字の形をまねるのではなく、筆蝕を忠実に再現する作業と
して臨書を考える。
・集字制作
古典からの集字・臨書した文字で作品をつくってみる。
3.書字原則の拡張・反転
・筆蝕の深さ速度と力
深さと速度のさまざまな組み合わせが筆蝕の力となる。
・字画の分折法
筆蝕によって字の骨格を定める基本として分折法を考える。
・縦画・横画の原則
字画の太さを変えても、重みを支えるという文字構造の
原則を忘れない。
・起筆、収筆の形
起筆、収筆の三角形の形を変化させ、文字の表現を変える。
4.作品づくりのチェックポイント
作品を自己点検し、次の創作の糧とするためのポイント
5.インタビュー ある書家の軌跡
※裏表紙に小さな傷あり